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[2072] フタル酸エステルの分析 | 2011-02-13 15:36:29 |
お名前 : 品質担当 [ホームページ] | カテゴリー : 【計測分析技術の話題】【計測分析技術】 |
人体への影響が懸念されているフタル酸エステルの微量分析をGC/MSで調べています。フタル酸エステルを正確に測定するには、高分解能タイプのGC/MSが必要との話を聞いたようにも思います。 |
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[2073] Re:フタル酸エステルの分析 | 2011-02-20 16:04:30 |
お名前 : kk [ホームページ] | カテゴリー : 【計測分析技術の話題】【計測分析技術】 |
http://www.jeol.co.jp/envi/seminar/pdf/2008/081003-5.pdfのP3にあるように、まずは熱脱着-GC/MSで分析し、ある基準量以上検出された場合に溶媒抽出-GC/(HR)MS分析する流れになると思います。http://www.shimadzu-techno.co.jp/technical/pbb-pbde.htmlの下段にも書かれていますが、確定的な分析をする場合に高分解能GC/MSを使用するようです。 |
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[2074] Re:フタル酸エステルの分析 | 2011-02-21 15:12:33 |
お名前 : 装置メーカ技術者 [ホームページ] | カテゴリー : 【計測分析技術の話題】【計測分析技術】 |
フタル酸エステル類の分析については一般的に使用されている四重極タイプでも十分分析は可能です。m/z149という特徴的なイオンを持っているので感度良く、分析可能です。ただ、フタル酸エステル類は非常に大量に使用されているため、環境中に 多く存在しており、さまざまな経路でコンタミしてきます。キャリアガス、セプタム、溶媒、といったところにも注意が必要です。検出感度もブランクをどれくらい下げることが可能かで決まってきます。厚生労働省の容器・包装の規制や玩具の規制であれば濃度が高いのでブランクもそれほど気にはならないかと思いますが、微量まで測定するのであればブランクを下げるように注意が必要となってきます。微量分析と書かれていますが、どのくらいの濃度なのでしょうか。その下限が下がれば下がるほど難しくなってきます。 |
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[2075] Re:フタル酸エステルの分析 | 2011-02-22 17:59:48 |
お名前 : 計量分析担当 [ホームページ] | カテゴリー : 【計測分析技術の話題】【計測分析技術】 |
雰囲気中のフタル酸エステル(DEP,DBP,DOP等)は、4重極型GC/MSで、比較的分析が容易な物質に属します。 |
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