( D8 ) プローブ:光、 分析対象:形状

分析手法 略号 分析原理 得られる情報 分析感度・スペック 適用例
共焦点走査型レーザー顕微鏡法
(Confocal Laser Scanning Microscopy) *1

/ 共焦点顕微鏡法
(Confocal Microscopy) *2

*1 CLSM.pdfにリンク
*2 CMS.pdfにリンク
CLSM, CMS レーザーで表面を走査して、その反射像を共焦点光学系で合焦光のみを取り出す
これをZ方向に積層していき、全面にピントがあった画像を作るとともに高さ情報を得る
・高コントラスト、高解像度のコンフォーカル画像
・資料の表面形状
・表面粗さ
・透明膜の膜厚
測定エリア:10mm~100nm@XY方向、10mm~10nm@Z方向
最高分解能:0.12μm@XY方向(平面分解能)、0.01μm@Z方向
・マイクロバンプの幅、高さ測定
・導光板の形状測定
・ICチップボンディングパット部の表面粗さ測定
・プリント基板の樹脂部の表面粗さ
・フィルタ上の異物検出
・ウェハ欠陥検査、酸化膜・レジスト膜厚測定、パターン高さ、幅計測
光学顕微鏡法
(Optical Microscopy)
OM 同軸落射照明や透過照明を用いて、サンプルの表面・内部の観察を行う。また、偏光・干渉・蛍光などの特殊な観察方法がある ・試料表面の状態、凹凸状況
・塵/ごみ/キズの外観検査
・成分の分析(偏光)
・レジスト残渣(蛍光)
・微小な段差(二光束干渉)
倍率:~1500倍(光学倍率) ・外観・形状検査(異物・キズ・パターン・塗布ムラ・BGA)
・段差測定、透明膜の厚さ測定
・LCDドライブチップ圧痕検査=微分干渉
・化合物等 結晶成長観察=微分干渉
・結晶欠陥観察=微分干渉